半年ほど前、グレーゾーンや発達障がい以外のお子様からのご相談がありました。
「大学入試に向けて数学が壊滅的にやばいです。どうにかなりませんか?」というもの。
弊社は普段は上記のお子様を主に受けているので「どうしよう・・・」と正直迷いましたが、
「せっかくご相談いただいのに、断ることはできない!」と決意し数学のみフォローアップするということでお受けしました。
そのお子様は他の教科はクラスの平均的で、教科によってはとっても成績のいいことも多かったです。
しかし数学に関しては、本当に苦手で進級に影響が出るほど伸び悩んでいました。
授業介入当初は「基礎が弱いかな・・・」ということで、半年間基礎をみっちり復習しています。(今もしています)
「応用問題?やらなくていいよ。」「授業の教科書よりも塾の参考書がレベルが低い?これで十分」ということで、応用問題を完全にすっ飛ばし、基礎しかやらないことに徹底して半年。結果が出始めました。
先日の外部模試でなんと第一志望校の大学をA判定もらいました!!
これは小中学生でも同じですが、難しい問題にトライしすぎているという問題があります。
もちろん、チャレンジすることは大事です。しかしそこにばかり時間を取られてしまってはダメなんですよね。
「できない問題はまずは諦める」これが大事です。
その見極めはできれば最初は大人がしてあげると一番良いですね。
子供は真面目ですから、全部チャレンジしようとします。だから「これはまたレベルアップしたらトライしよう」と距離を置いてあげることが良いですね。
お母さんから
「第一志望校をさらに上を目指したいと思います!」ということをいただき、
「じゃあ2つ上を目指しましょう」ということで、当初の第一志望校よりも2つ上の大学を目指して今は勉強しています〜。