管理者のためのタイムマネジメント 〜「時間的尺度」の保持〜

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こんにちは、KoKoRoです!!

今日は特に管理者のためのタイムマネジメントについて考えてみたいと思います。

タイムマネジメントとは?

さて、仕事に家庭に、遊びに趣味に、友達との時間、そして自分の大事な時間、

どんな感じで、みなさん時間を使っていますか?

 

1日24時間だから、本当にあっという間に過ぎてしまいますよね?

 

仕事をしていると特に、

毎日帰宅したら「もう何にもしたく無い!!」って、

「ドカッ」とベッドにダイブしたくなるものです。

仕事のための勉強をしたり、自分の時間として趣味の時間に当てたり、そうしたいのは山々だけど、なかなか時間をうまく使えない。

そういう悩みは無いでしょうか?

 

仕事でも同じだと思います。

 

上司に「この仕事、明後日までによろしく!」

みたいに言われても、

「他の仕事もあるから、間に合うんだろうか?」と疑問になるかと思います。

 

 

まずは大事な点を押さえましょう。それは、

仕事には必ず「期限」がある。

ということです。

 

期限があるからこそ仕事は成り立ち、そのために色々な準備や調整、進行をしていきます。

「時間管理なくして、仕事は成り立たない」のです。

 

ここでいう時間管理とは、ある目標に向かって、それぞれ実施すべきことを行って、目標を達成するための効率的なプロセスと考えます。

 

それをタイムマネジメントと表現します。

複数のプロジェクトは同時に回っている。

複数同時進行とそれぞれの期限

多くの管理者は、1つだけのプロジェクトを回していることはありません。

必ず複数のプロジェクトを同時進行していて、それぞれに期限があります。

 

例えば、会議の資料を明日までに作って、後輩の面談を週末に行うからそれまでに資料に目を通して、来週からは出張だからそのための関係各所との調整をして、、、などなど。

これら同時進行していくプロジェクトというのは、それぞれが全て大事なものであり、

「あっ、忘れてた」

となってしまうと大変です。

 

本当に忙しく、上級の管理者になっていけばいくほど、この複数同時進行の数が半端なく多くなってきます。

そのプレッシャーに負けないよう、全てのプロジェクトをしっかりとこなさないとならないですが、1020も同時に進行していると

「あれ?どこまで進めたっけ?」

ってなってしまいます。

 

そこで、特に「期限への意識」が大事となります。

タイムマネジメントへの意識

タイムマネジメントができないのは

期限までに仕事をしていくわけですが、時間にルーズな人はやはり一定数います。

なぜ、時間にルーズになってしまうのか?

 

期限が守れない人たちに共通しているのは、

 

その仕事が

どのくらい時間がかかるかを分からないまま(見積もれないまま)

行き当たりばったりで仕事をしているのです。

 

つまり、期限から考えて、そこから遡って計算することが苦手なんです。

本来は、

  1. それまでにやるべきことをまずは列挙
  2. それを順序立て
  3. 期限までに終わるような段取りを立てていく(スケジューリング)

こういった流れがあります。

KoKoRoが接してきた多くのタイムマネジメントの苦手な方達は、3番の「スケジューリング」が苦手なんです。

 

どんなに頑張って作り上げた素晴らしい仕事でも

「間に合わないと意味がない」
ということをまずは理解しないとなりません

時間に間に合わないと意味がないということは

時間に間に合わないということは、どのくらい恐ろしいことでしょうか?

KoKoRoがよく使う例えで

「地雷処理の例」があります。

 

地雷処理の例

あなたはある地点まで進まないとならない歩兵です。

しかしその前には地雷地帯が100mほど広がっています。

どうしてもその地雷地帯を通って前に進まないとならない。

その時に、あなたは地雷処理を担当する人に
「明日の10時にここを通りたい。それまでにここの地雷を処理してくれますか?」と依頼する。

地雷処理班は
「任してください。必ず間に合わせます」と応えてくれた。

翌日。あなたとその仲間たちはその地雷地帯が処理されていると思って、地雷地帯を踏みしめながら前に進みます。

そうすると、処理されていると思われていた地帯がまだ未完で、
人や車などが、どんどん地雷によって被害を受け始めてしまったのです。

あなたは地雷処理班に急いで聞きます
「昨日、今日の10時までに処理ができると言ったではないですか?なぜ終わっていないのですか?」

すると地雷処理班は
「丁寧にやっていたら時間がかかっちゃって、あと少しだったんですけど、残り10mくらいまだ終わっていないんです」

(これは極端な例です。進む前に確認しておけば良いとか、そもそもその時間設定が良かったのか、など疑問はとりあえず置いておきましょう)

 

ここで言いたいのは、先にも触れたように

いくらその仕事を丁寧にやって素晴らしいものに作り上げても、

期限に間に合わないと全く意味がない

ということです。

時間を守れない、ルーズということは、仕事をする上で非常に致命的な欠点になります。

時間にルーズということは

時間にルーズということは、そもそもどういうことか。

 

基本的にKoKoRoも時間にルーズの人とは仕事を一緒にしたくはないですね。

多くの起業家や経営者は時間に対して極めて厳しいです。

そして一般の職場においても、時間にルーズな人を嫌う人は多いです。

それは一体何故でしょうか?

 

皆さんは、最初にもあげた通り、

時間は有限で、どうやったら自分の時間を効率的に使えるかを模索しているはずです。

限りある時間、それを他人によって無駄にされてしまうと嫌な気持ちになります。

 

待ち合わせに2時間も遅刻してきたら流石に怒るでしょう?

 

それと、仕事の期限を守らないのは基本的には同じことです。

 

「たった2時間しか遅れていないのに。。

今日の夜までにはその仕事できたんだから、少しくらい遅れても良いじゃない」

って、開き直ってしまっていませんか?

 

 

時間にルーズということは

相手の時間を奪っているということ

なんです。

 

自分ですら他人のせいで時間を奪われたくないのに、自分のちょっとしたルーズな性格で相手の時間を簡単に奪ってしまうのは、

自己中心的と言わざるを得ません。

そんな自己中心的な人に、魅力的なビジネスの話は舞い込んできません。

期限を守る(時間にルーズにならない)ために「尺度」をもつ

今日のKoKoRoのタクティクス

では、このようにならないようにはどうしてら良いのか。

方法はいくつもあると思います。

今日のKoKoRoのタクティクスはこちらです!!

 

「尺度をもつ」 ということ

 

例えば

「このエクセル作成には1時間はかかるな」
「先方に電話調整するにはどのくらい準備が事前にいるかな」
「今週の会議はいつ、どのくらいの時間を割いて行うのかな」
「文章を作成して発送するにはどのくらい手間がかかるかな」
「あそことあそこの場所に行くのに、何分かかるのだろうか」

など、

それぞれの仕事の内容ごとに自分の尺度をもつことが必要です。

 

尺度を身につけるには

これは、いきなり身につきません。

 

毎日の仕事の中で、体で覚えて行きます。

今の尺度と10年前の新人の頃の尺度では、絶対に時間的な感覚が変わってきます。

 

ではどうやって「今の自分の尺度」が意識できるのでしょうか?

 

それは

「その日のうちに、その日の仕事を必ず振り返る」

ということです。

 

「あの仕事に今日は30分かかったな。もう少しこうやってみると20分でいけるかな」

 

などと整理することで、次回同じような仕事を行うときに目安になります。

それらの積み上げが、プロジェクトを期限通りにやることにつながるのです。

 

まとめ

仕事の期限にルーズな人は「他人の時間を奪っている」という意識が極めて低い
タイムマネジメントの基礎は「自分の尺度を持つ」ということ
自分の尺度を持つためには「日々その日の仕事にどのくらい時間がかかったかを振り返ること」
期限は必ず守る。
死に物狂いで守るんです。
どうしてもダメな時は早目に「間に合わない」と合図をしましょう。

 

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