中学受験パパとにいちゃんの奮闘記「受験まで残り4日〜当日」

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KoKoRoパパの中学受験日記(2018年1月・2月受験)

今日は、最終受験日から

4日前から当日までの

エピソードと感想です。

いよいよ最終章に近づいてきました!

 

 

これまでのエピソードの記事はこちらから

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目次   受験まで残50日 〜登場人物説明〜 https://kokorostation.org/2019/01/30/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E5%8F%97%E9%A8%93%E3%83%91%E3%83%[…]

〜残り4日 1月31日〜

今日は3つ目の受験の合格発表。

ここからが本番。
インターネットの合格発表をチェックする。
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とりあえずホットした。
滑り止めをキープできた。
あとは、今週末の本命二つ!
あと3日しか勉強はできないから、ラストスパート中のラストスパート!
毎日徹夜で親の方が体調崩してしまいそうだが、にいちゃんの頑張りに負けないように支えていくだけ。
頑張るのみ。

 

〜残り3日 2月1日〜

帰宅するとパパの身体のダルさがピークに達して、土日の受験に差し支えることを1番心配。
苦渋の選択で、20時にパパは寝た。
にいちゃんはママと23時30分まで勉強。
後は土日を迎えるまでに1日しか勉強できない。
実は女子校の東海地域No. 1の学校への当塾生の合格率が低いようだ。
日曜日に受ける共学の受験校のライバルになる。
やや心配だが、きっと勝ち取ってくれるだろう。

〜残り2日 2月2日〜

いよいよ明日はチャレンジ校の受験。

かなり難しく、今までの模試からすると20-30%の合格率だ。
でも、この一か月はかなり追い込んだ。
追い込みが遅いとかも意見があるかもしれないが、追い込みができる時期に出来うる力を振り絞って追い込んだ。
今日、塾の先生と話して
「明日は本番。いつも通りやれば大丈夫!」
と、背中を押してる先生が少しウルってきてるのをパパは見逃さなかった。
先生達も、これまでの子供たちの努力をもちろん知っているし、親以上に勉強タイムは一緒に過ごしてくれた。
だから、感慨深いとホントに思う。
ありがたい。
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塾に飾られたカウントダウンも、もう見ることがなくなる。

明日はチャレンジ校の受験とともに、夕方の塾の授業が3年間通ってきた最後の授業になる。
ともに学んだクラスメイト。
一緒の中学に行く子の方が圧倒的に少ないわけで、なんだか寂しい気持ちもある。
最初の頃を思い返してみると、全く友達ができずにただ黙々と1年ほど通い続けてきた。
友達と楽しく談笑している姿を見たのは本当に6年生の夏くらいだ。
あっという間に、にいちゃんは成長していた。
もう何も思い残すことはない。
「思いっきり楽しんで受験してこい」
そう明日言ってやるつもりだ。

〜残り1日 2月3日 チャレンジ校受験日の朝〜

今日は本命校の受験。

朝5時30分起床で6時30分の電車に乗る。
会場に着くとすでに沢山の受験生や塾の先生達が門の前にいた。
開門までの間、にいちゃんの緊張感をほぐすために、いつも通りのバカな話を仕掛けてみるが、気合いというか緊張なのか、全く相手にされず…泣。
今日の受験は、東海地域最強の東海中
国立の医学部進学率全国No. 1。
「今でしょ!」の林先生の母校。
男子のみ約1000人の受験生のうち360人前後の合格者数。
3倍くらいの倍率だが、各塾トップクラスの子供たちの中での3倍は至難だ。
今日は南山中男子の受験と同一日だから、どちらを受験するかは悩む家庭も多いと思う。
うちは、3ヵ月くらい前までは、ホントに悩んで南山中男子の方が受験する確率は高かった。
しかし、目標を高くもち、東海中をチャレンジ。
滝中を本命。あと数校を滑り止めとして決心した。
南山中男子を受験する場合は、滝がチャレンジ。南山中男子が本命。その他滑り止めと、構図が変わる。
どちらを選ぶのが良いかは、受験が終わってみないと分からない。
ただ、東海中という高い目標が明確になってから、実際に成績は伸びたし、勉強に対する姿勢は変わったと思う。
東海中を受験できるレベルにまで何とか来れたのは、にいちゃんの努力はもとより、塾の先生達のおかげ。
もちろん妻や妹達、親戚、職場の人達の支援と理解があってこそ。
ありがたい。
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送り出した愛猫モミジは、いつも通りだらし無いが、にいちゃんの勉強には癒しになってくれた。
もちろんモミジにも感謝。
さて、今日は13時近くまで受験し、晴れ晴れとした顔を見せて欲しい。

〜残り1日 2月3日 最終日前日の夜〜

受験勉強、最後の夜。

にいちゃんは東海中の受験を終えて、やりきった感が見られる。
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写真は、いつもの「庄屋」でランチ。
しかし、明日は本命の滝中を受験する。
塾の先生と何度もこれまで相談してきた。
本人はあまりはっきりは言わないが、滝中に本人は行きたい気持ちが強いみたいだ。
もしも、贅沢な話だが、東海中も滝中も合格できても、滝中を本人は選択するかもしれない。
そう塾の先生とも話していた。
そんな現実が来てくれたら幸せだが、受験は甘くないし、今までの模試の結果からは少なくとも東海中はハードルがかなり高い。
そして明日は共学滝中に1300人くらい受験に来て見かけ倍率6-7倍、実質倍率2-3倍に挑む
東海中は400点満点だが、滝中は300点満点。社会と理科が配点比率50%になる。つまり社会と理科は100点でも50点となる。
だから実質的に滝中は算数と国語の比率が上がる。
算数と国語は、それぞれ、滝中だと100/300点の割合、東海中だと100/400点となるため、明日の滝中はいかに算数と国語で点数を取るかが鍵になる。
うちのにいちゃんは国語は大の得意
最後のテストゼミは、1番優秀クラスの人達を抑えて、通塾校の中で国語は1番を取って来ている。
後はやはり算数。
滝中の算数は東海よりは優しいとは思うが、苦手な数列がほぼ毎年出る。
不安は拭えない。
しかし、あとは信じるのみ。
やるだけのことはやった。
今日は恵方巻きで最後の願掛け。
明日で長い3年間に及んだ受験勉強が終わりを告げる…。
なんだか寂しい。

〜中学受験最終日 2月4日 当日の朝〜

5つの中学受験が今日で終わる。

最後の受験は名門滝中学。
東海中に次ぐ東海地域実力派中学だ。
南山中学女子は、女子校の中では1番で、男子校の中では東海が1番。
共学校では滝中学が1番だ。
今日は昨日のブログより受験者数が多いことがわかり、1700人くらい受験するらしい。
7:00の開門には意外と人だかりはなく、昨日の東海中とは違った雰囲気だ。
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7:20になり教室に入れる。
にいちゃんは昨日の東海中よりリラックスした雰囲気。
またパパがバカな話を仕掛けるが相手にされず 泣。
滝中の算数はにいちゃんならクリアできると、待ち構えていた塾の先生に檄を入れて頂く。
塾の先生の中でも、算数の先生は、にいちゃんがリスペクトする大好きな先生だ。
最後の受験で、その先生に見送られて運が良い。
気持ちは定まった。
教室に向かって送り出す時に、親としてはなんと言って送り出すかは悩む。
ドラマ「下克上受験」の阿部サダヲのように、「受験勉強を頑張ってきたお前を誇りに思う」みたいなカッコいいセリフも言いたかったが、実際は言葉にならず頭を撫でて送り出した。
教室に向かって歩いていくその背中は、いつのまにか大人っぽく感じ、中学受験をしたことでこんなに成長してくれたのかと改めて感じた。
今日の会場は家から近いので、ママに車で送ってもらう。
ママも最後は何て言うかなと思っていたが、やはり特別な言葉は出てこないみたいだ。
そんなもんなんだろう。
さて、昼には全てが終わり。
夕方からはお疲れ様パーティーだ。
インフルエンザにもならず、全ての受験が天候に恵まれて、ラッキーなことが続いた。
最後のラッキーは、来週火曜日と水曜日の合格発表まで続いて欲しい。
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今日の最後まで、呑気な愛猫モミジ。

〜中学受験最終日 2月4日 中学受験最終日終了〜

今日の滝中学受験で、3年生の冬季講習から始めた中学受験は終わりを迎えた。

滝中学周辺はものすごい大渋滞が引き起こされ、警察が道路規制していた。

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1700人の子供と、最低1人以上の家族がいるわけだから、混雑は避けられない。

さて…
これまでを思い返してみると、それこそ一言では言い表せないほど沢山のドラマがあり、泣いたり笑ったり、叱ったり、悩んだり。
もし一言で表現するなら
「壮絶」
だった。
今日の滝中学受験までに、うちは全部で5校の受験をした。
多分、多い方だろう。
「全て合格してから好きなとこを選びなさい」
が、うちのルールであり、仮に東海中が合格できても、他校に入学しても構わないと決めている。
最後はにいちゃんが決める。
与えられたレールに乗って、言われた通りに勉強して、何でもかんでも親が決めていたら、いつか壁にぶつかるだろう。
にいちゃんはいつからか、滝中学の学園祭に自分で調べて行ったり、色々なパンフレットをもらってきたり、何かと興味を持って受験を自分でやっていた。
うちは共働きで、妹が2人と愛猫1匹のごく平凡な家庭で、いわゆる外車を乗り回すようなリッチな家庭でなければ、毎月ヒーヒー言いながらお金を工面しつつ塾に通わして来た類だ。
でも、そんな家庭でも中学受験ができるということを信じていたし、周りの裕福な家庭に負けたくないという気持ちで挑んで来た。
昨日の東海中の受験に向かうにいちゃんは大人の顔立ちだったが、今日全てが終わった後の表情は、やはり6年生のあどけない子供の表情だった。
今日全てが終わってみて、会場から出てくる我が子にかけた一言は
「お疲れ様。3年間よく頑張ったな」
だった。
ちなみに、周りにいたママ達の第一声ランキングは
「お疲れ様、テストできた?」
だった 笑笑。父親と母親では少し違うよね 笑。
周りを見渡すと・・・
解放されている子供、
うなだれている子供、
親と喧嘩している子供、
何にも語らない子供、
走り回る子供、
色々な思いで帰路につく様相をふと眺めると、全ての中学受験に挑んだ家庭がそれぞれにドラマがあり、悩み、もがいた数年間が滲み出ているようにも感じた。
こんな貴重な体験ができたことに感謝したい。
本当に中学受験をして良かったと思う。
夕飯は妹達が一生懸命飾りつけしてくれた部屋に、手作りのケーキを並べて、パパもママも禁酒を解禁にして祝った。
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明日から普通の生活に戻る。

2週間小学校を休んだから、久しぶりに遊び尽くしてくるだろう。
後は明後日と明々後日の合格発表のみとなる。
どんな結果でも本当に構わない。
よく頑張った!
お疲れ様、にいちゃん。
〜受験結果発表に続く〜
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