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さて、今日のテーマは 「外来待合の雑誌見直し」
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雑誌納入業者の突然のサービス終了
僕が事務長として医療事務の方々と一緒に仕事をすることになって数日。あるスタッフから相談がありました。
先ほど、いつも雑誌を納入している業者が、高齢化に伴い書店を閉めると連絡がありました。次の契約先を探さないといけないですが、いかがしましょうか?
そうなんです。いきなり、業者が店を閉めることになってしまったのです。
理由を伺うと
ということ。
結構身近に高齢化の波が影響を与えていました。
新しい雑誌を納入するときの選択肢
そしてその事務職員と相談して次の2つの選択肢を考えました。
予算は毎月1.5万。
その資金で外来受付と健康診断の受付、入院の備え付け書籍等を揃えないといけません。
もちろん僕だけで決定する権利はないので、専務理事等にも相談をします。
雑誌を納入する前のマーケティング
この時、先ほどの購入方法の決定に先立ち、僕らが事前に行ったのは次の2つ。
そうすると、まず60〜70代女性が多いことが判明。
そしてそのほとんどが女性雑誌はあんまり読んでいなかった。
隣に置いていた旅行雑誌や健康雑誌に目を落とす人が多かったのです。
そして男性。
男性の比率は思っていた以上に多かったのだ。
4割ほど男性。
それも整形外来の関係もあって若い人が意外に多かった。
そこで「スポーツ雑誌」や「ゴルフ雑誌」を置いてみた。
雑誌を置く場所もしっかりと考える
もちろん、置く場所も考える。
高額な人間ドッグの待合には旅行雑誌や美術系の雑誌、ビジネス書、ゴルフ雑誌など。
内科の前には女性向けの週刊誌と美容の雑誌。
総合待合には新聞やスポーツ雑誌。
それぞれに分けて置いてみると
「最近、雑誌の内容が変わりましたね」
とコメントを頂くようになった。
変化を感じて頂くのは非常に嬉しい。
そして先ほどの「納品の仕方」は、
これは、その時のトレンドを置けるように考慮したからだ。
毎月事務職員と「来月はこれにしよう」みたいなコミュニケーションが生まれた。
面倒だと感じるかもしれないが、時期的な特性なども考慮して、あまり読まれていないものは次の月から見直すなどのPDCAを回しやすくしたのだ。
もちろん、ある程度落ち着いてきたら定期購買に切り替えることも必要だ。そちらの方が予算としては安く済む。
だから、最初の検証期間は特にインターネットでの購入が望ましいと考えたのだ。
満足度アップのための一つの施策としては意外と簡単でありながら、実行がされていない一分野かもしれない。
まとめ
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