学舎KOKOROへの想いと、言語訓練・療育の軌跡

私の想い

日本には「勉強が嫌い」という児童が、悲しいことにたくさんいます。私も大学までそうでした。

私自身、今改めて振り返ってみると「自分はADHDだったな」と思うのです。常に周りのことが気になり、ちょっとした音や光、人の気配などが気になっていました。40歳を超えた今でも、多くの事柄に気がそれながら仕事に向き合っています。

その後結婚し、長男はADHDの特徴を持っています。長男は2歳で川崎病と診断。入院加療・5年もの経過観察を経て寛解。しかし3歳児健診では落ち着きがなく課題をこなせず「グレーゾーンかも?」と微妙な判定を告げられ、それから長男は何度も何度も勉強につまづきそうになり、その度に一緒に勉強してきました。それは長男が中学3年生になった今でも続いています。

言語聴覚士として多くの子供たちの発達や言葉の訓練を行っていますが、お仕事でも自分の子供達の教育でも、

「勉強が好きであること」「学ぶことは楽しいこと」それを知ってもらいたい。とさらに強く思うようになったのです。

これら「自分」と「自分の子供たち」のエピソードを振り返り、未来への可能性が未知数である多くの「勉強が嫌い」という子供たちに、「勉強すると楽しいんだね」と感じてもらいたく、この度 個別式学習塾「学舎KOKORO」を開校することにしました。

 

学舎KOKOROの詳細についてはこちら
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過去の言語訓練のご紹介(塾の授業とは別のものです)

<ケース1> 小学1年生 女の子

症状

・性格がおとなしく言葉数がとても少ない
・文字は理解できるが声に出すとうまく読めない
・本が嫌いになってしまい、文字に触れるのも抵抗があった

言語訓練・療育結果

・文字に対する抵抗が減り「先生、絵本読みたい」って自分から言ってくれるように
・発音が苦手なところは専門的介入でどんどん上手に
・大きな声ではっきりと音読ができるように
・話すことに自信がついてきて、友達に声をかけられるように

 

<ケース2> 小学校3年生 女の子

症状

・友達は沢山いて学校でも楽しんでいる
・算数の繰り上がりや繰り下がりが、どうしても分からない
・学校は普通級だけど全く授業が理解できず苦しんでいた

言語訓練・療育結果

・数の概念や計算の理解を、絵や文字、言葉などを組み合わせて行うことで理解が促進
・最初は問題を見るのも嫌だったのが、徐々に「これわかる!」と前向きに
・学校の宿題を自分の力でクリアできるように

 

<ケース3> 4歳 男の子

症状

・知的発達上の課題は少ないが、ことばが早口・単調で抑揚がない
・自分から話すことが少ない
・話すことばが聞き取りにくく他者が何度も聞き返してしまう

言語訓練・療育結果

・口や舌の練習からはじめ、発達に応じた発音の獲得が可能に
・話すことが楽しくなり言葉かずが増える
・言葉に呼応して活動性も上がり、友達と遊んでいても元気体を動かしながら自然と声が出る

 

<ケース4> 小学校1年生 男の子

症状

・注意が散漫で落ち着きがない
・一度気が逸れると、課題や勉強に戻ってこれない
・好きなことに集中しすぎて他のことに切り替えられない

言語訓練・療育結果

・集中できる環境を整理、家庭でもヒントなることを指導
・集中時間が徐々に伸びてきて学校の宿題がこなせるように
・切り替える練習をして、2つのことを考えられるように
・いたずら書きの回数が減り、プリントの記載漏れが減少

 

<ケース5> 小学校2年生 女の子

症状

・知的発達の遅れは少ない
・発音が「カ行」「サ行」が苦手
・学校の国語の授業で、音読するのがとっても嫌いに

言語訓練・療育結果

・発音の課題となっていた口や舌の訓練を行い、徐々に明瞭に
・友達との会話で「カ行」や「サ行」がうまく言えなことを冷やかされていたのが無くなる
・学校の授業が楽しくなる

 

<ケース6> 中学1年生 女の子

症状

・知的発達の遅れはない
・中学校で急に難しくなった数学に付いていけない
・親に内緒で学校を休んだり、テストを受けなかったり(後ほど学校からの連絡で分かる)

言語訓練・療育結果

・集中的に苦手箇所を1からやり直し「できないんじゃくて、進むスピードが早すぎただけ」ということを知り、自信を取り戻す
・復習の仕方や学校での先生への質問を理解し、自分から勉強するように
・最下位だった成績が半年で平均まで改善

 

他にもたくさんの例があります。

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