ちょっと最近、今日のインタビューの喜多さんが出版された書籍を読んでまして、正直泣けてしまいました。
すごく奥が深い方だと感じました(失礼)。
これまでの他の方々のインタビュー記事はこちらから!!
今日ご紹介する喜多さんも、ぜひ、皆さんにも知って頂きたい方です。
KoKoRoが泣かされたその書籍とはこちら!
「コミュニケーションを止めるな!!」
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こちらの書評についてはまた別のブログに記載したいと思います。
それでは、本日のインタビューは、この書籍の出版者でもあります「喜多一馬」さんです!!
Twittet: https://twitter.com/rehamame
経歴
これまでの簡単な経歴を教えてください
喜多 一般的な回復期だと思います。入職当初は学会発表などを盛んにしていましたが、今はぼくを含め数名のみがやってます 笑。
残業について
喜多 残業はほとんどないです。大体18時までに業務は終えています。残業しないと回らない業務になっているところはおかしいよな~と思いますし、そうでないにも関わらずダラダラと業務しているのは個人の責任かな~と思います(喋りながらカルテをだらだら書いたり、そういうレベルの話です)。
KoKoRo 無駄話をしながら仕事をしてしまう人も一定数いますよね。先日タイムマネージメントとして、後輩のSTが毎日20時まで残業していたから全て時間の使い方を調べたんですが、日々の記録だけで毎日2時間取られていたんです。残業が多い人は、なぜ残業してしまうのかを自分でも調べて対策を打つことが必要なんだと思います。
喜多 そうですね。あと、「家庭の時間」と「仕事の時間」を区切ることですね。僕は帰宅~22時までは家庭を優先して、それ以降に個人でやることを入れています。なのでドラマは必ず見ています。
KoKoRo 家族と過ごす時間ってめちゃくちゃ大事ですよね。僕も20時からは子供達と一緒に勉強タイムで「パパ塾」を開講しています(笑)。そこでコミュニケーションが生まれて楽しいですよ。
自分の性格や趣味などは?
喜多さんの性格は?
KoKoRo 喜多さんってまだまだ謎が多いです。まだお知り合いになって日が浅いというのもあるのですが、実際はどのような性格なんでしょうか?
喜多 「せっかち」だと思います。なんでもさっさと片づけて、次のことをやりたいと思ってしまうんです。趣味は最近は特にないですね、昔はライブハウスに通ってましたが、最近は年に5回くらいしか行けてないです。
KoKoRo SNSでも仕事でも「とっても早い」イメージです。スピード狂で、キレキレなイメージですが合っていますか?
喜多 レスポンスは早く、クオリティは高く!
KoKoRo 本当に「この早さで!?」って思うくらい早くて、クオリティが高いんですよね!何かコツはあるのでしょうか?
喜多 以前はあらゆることに一つ一つ悩んでしまう性格だったのですが、それだと全ての行動がすごく時間がかかってしまうことに気付いたんです。そこで時間を区切って不要な悩み時間を減らすようにしたことがきっかけです
KoKoRo 悩む時間があったら前に進んでしまえってことですね!でもそういった切り替えができるのは、本当に少ない人達なんだと思っています。僕も苦手で、どうしても悩みに押しつぶされてそうになる。だからこそ、家庭と仕事の時間をしっかりと分けることから始める必要があるのかもしれませんね。
リハビリ職のスキルアップについて?
KoKoRo 喜多さん自身は貪欲でスキルアップも呼吸のようにされているイメージですが、実際にセラピストのスキルアップについてどう思いますか?
喜多 個人の問題だと昔は思っていましたが、マネジメントする立場になってからは変わりました。今は個人でやる気がない人でもスキルアップできる仕組みや動機付けをいかに出来るか…ということを考えています。具体的な方法は模索中です。
KoKoRo とっても難しいけど、すごく大事な取り組みですよね。他人を感化させるというのは本当に大変です。後輩指導において重視されていることはなんでしょうか?
喜多 自分の頭で考えること重視しています。なので、教えすぎたり、枠組みを決め付けすぎたりせずに、後輩がちょっと背伸びしてクリアできるような課題を丸投げするようにしています。
KoKoRo 喜多さんは学会発表なんかも積極的に取り組まれていますが、研究の意義についてどう思いますか?
喜多 臨床家が研究をする場合、世の中にインパクトを残すことは正直なかなか難しいのかな…と思っています。僕個人としては個人の専門性をはっきりさせることと、レベルアップさせるためのツールという位置づけに考えています。
KoKoRo 研究ってレベルアップするための本当に良いツールですよね。インプット中心からアウトプットに切り替える大事な転換点。論文も本当に良いと思います。体系的にまとめるのって本当に大変ですもんね。
喜多 はい、そう思います。
KoKoRo 逆に、学生の時にやっておけば良かったことはありますか?
喜多 もっと本を読んでおけば良かったと思いました。特に哲学と純文学。どちらも一文字一文字じっくり読みたいジャンルですから、今はそれをする余裕がないので後悔してます。あと海外旅行。
KoKoRo 旅行はどこに行きたいとかありますか?またそれは何故ですか?
喜多 とにかく海外にいきたいですね、自分の価値観は本当に限局されているな~と感じるので、多様な価値観、そしてそこから生まれる生き方を知りたいです。
多くのプロジェクトをクリエート
「コミュセラ」を作るきっかけは?
KoKoRo 今や飛ぶ鳥を落とす勢いの「コミュセラ」。細川さんと鯨岡さんとコラボしたそのメンバーの濃さにも圧倒ですが、そもそも誕生のきっかけは何だったでしょうか?
(みなさんご存知のお二方ですが、簡単にご紹介とリンクを貼ります!!)
(左:細川さん、真ん中:喜多さん、右:鯨岡さん)
喜多 コミュニケーションについて専門的にやろう!と心を決め、その時に勉強と発信をしていて鯨岡先生のことを知り、その後細川先生と知り合ったことがきっかけです。はじめは大阪から福島まで、鯨岡先生に会いに行きました、二人で杯を交わしました。
KoKoRo なるほど。「桃源の誓い」みたいです。この3名のコラボは正直最強ですね。「コミュセラ」の運営や方針などは、いかがでしょうか?
喜多 現在は参加してくれているメンバーの挑戦を応援するため、一緒に一歩を踏み出すことをコンセプトにしています。昨年は本の出版、イベントの開催、学術や寄稿の採択など、いくつかの成果を出せたことで、自分たちが得意な方向性が見えてきました。また、コミュセラ主催のイベントを今年度もやります。まずは7月に大阪でイベントを開催予定です。KoKoRoさんも来てください。


KoKoRo 行きます!でも喜多さんの活動はそれだけでは無いですよね?
喜多 はい。「メディッコ」という医療者向けのメディアを、2019年4月1日をもって発足しました!
ブログはこちら!!
「メディッコ」を作るきっかけは?
喜多 Twitter友達の医療従事者「ほっちちゃん」が「医療職の連携に特化したメディアを作りたい!」という旨のツイートをしていて「やろうよ!」とDMしたのがはじまりです。26時にDMしたら返信がすぐに返ってきて、震えました。そして「ほっちちゃん」が代表を務めっています。
KoKoRo このサイトは本当に素晴らしく、正直嫉妬を通り越して完敗だなと感じたサイトです。本当に若手の医療関係者の方々に見て頂きたい素晴らしいサイトです!!
喜多 ありがとうございます!
KoKoRo その「メディッコ」の運営や方針などは?
喜多 コンテンツを見て頂ければ分かるのですが、多職種連携するきっかけとなるようなコラムや座談会を行っています。メディッコでもイベント等を進めていきたいと思っています。
KoKoRo マルチな活動がこれから期待です!僕も絶対に参加したいですね!
上記2つの今後の展望は?
喜多 コミュセラでは、医療介護領域にあるコミュニケーションの課題を解決していきたいと考えています。その手段としてサロン、イベントなどを現在行っています。今後はもっとスキルを習得出来るようなセミナーを行ったり、病院などでの研修を担えるように力をつけていきたいと思っています。
KoKoRo なるほど。
喜多 メディッコでは多職種連携のきっかけを作りたいと考えています。「あなたが育つ、あなたと育てる医療メディア」というコピーですので、ユーザー参加型のメディアを作り上げていきたいです。
KoKoRo 先日、4月1日の開催初日、ツイキャスで開催イベントをされていました。そういった仕掛けも秀逸だと思います。多くの人に知ってもらいたいという想いが伝わってきました。
喜多 ありがとうございます。走っている姿をユーザーの方々にも感じていただければ、それが背中を押すきっかけになったりするかもしれないと考えたりしています。
SNSについて、どのようなお考えでしょうか?
KoKoRo そうですね。悩みを共有できたり、同じ悩みを持っているということで自信を取り戻すこともできます。
喜多 また発信することは自身の知識や思考の整理にもなりますよね。たまにSNS嫌いな方がいますが、そういう方は無理せずにやらなくても大丈夫だと思います。
KoKoRo 僕も最初は抵抗があって何年もTwitterを放置していましたが、改めてやってみるとまた違った発見がある。知識を得たりする使い方だけでなく発信にも使うことができる。でも抵抗もやはりあるとは思うので、その人にあった使い方で良いのではないかと思います。喜多さんは、それに加えてブログもやっていますよね?
喜多 やってますね。ブログはSNSと違って蓄積されていきます。新しく自分を知って頂いた方が、知らぬところでブログを読んで、ぼんやりと僕のことを知ってくれる。これだけで十分価値あるものと思います。
(喜多さんのブログはこちら)
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これからについて
子供の頃の自分と未来の自分に
KoKoRo 喜多さんのお子さんとの仲睦まじい写真は本当に「癒し」ですが、ご自身の子供の頃を思い返すと、当時の自分に何か言ってあげたいことはありますか?
KoKoRo どんどん遠くの世界に行ってしまいそうです。でも喜多さんの活躍は本当に素晴らしいので、これからも一人のファンとして追っかけさせてください!
最後に若いセラピストに向けて一言!
KoKoRo 完結明瞭!!ありがとうございました!!
編集後記
いつも肩の力を抜いた喜多氏。
それは一見、「緩い」感じにも見えるが全くそんなことはなく、
それは「コミュニケーションを取りやすい雰囲気」を追求した結果なんだと思う。
マルチな活動を同時進行するには多くの仲間が必要だ。
その仲間を時には束ねる立場で、またある時は下から支え組み立てる立場で、
時々に応じたその柔軟性が彼の「オーラ」となって現れている。
喜多氏の素晴らしい行動力の裏側にあるのは、「自分に対する徹底した合理主義」と「他者への優しい調和(コミュニケーション)」が素晴らしいバランスで共鳴しているのだろう。
だからこそ、多くの人たちが魅了されてしまう。
私も一瞬で魅了されてしまった一人だが・・・
喜多さんに会いにKoKoRoは大阪まで行ってしまいました(ミーハー)
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